Progressive Aspect (Magazine)
Evan Marien (Bassist, Allan Holdswoth, Virgil Donati)
Jazz Japan (Magazine)
PROFILE
ケン・アイハラは、ニューヨークの活気ある音楽シーンを拠点に活動するキーボーディスト、作曲家、プロデューサー、サウンド・デザイナーである。ジャズ・フュージョン、EDM、ロックなどを革新的に融合させ、既成概念にとらわれない実に個性的なサウンドを生み出している。有名雑誌「JazzTrail」は、”彼のパフォーマンスは、魅惑的でエネルギッシュをブレンドし音楽シーンに類稀なる影響力のあるミュージシャン”と絶賛している。
デビュー・アルバム『Multiverse』は、3度のグラミー受賞者でSnarky Puppy のギタリストBob Lanzetti、伝説的なAllan Holdsworthやアルメニア出身のジャズピアノスト、Tigran Hamasyanとの共演で知られるベースの名手Evan Marien、Matt GarrisonやWayne Krantzとの交流で知られるDrumの大御所Marko Djordjevic、Narve Jojo Mayerやエミー賞にノミネートされたプロジェクトへの貢献で知られる多才Aaron Nevezieといった著名人が参加してる。
ケン・アイハラは自身のアルバム以外にも、ニューヨークの音楽界のエリートたちとステージを共にし、Dizzy GillespieやRay Charlesの伝説のジャズ・ベーシスト、Paul E Westや名ギタリストOz Noy、グラミー賞を2度受賞したMike Marcianoなどのアーティストにも大きく貢献している。ケン・アイハラの奇才ぶりはシンセサイザーやサウンド・デザイン、トラックメイク/プロデュースの領域にまで及び、Reason Instrumentsのプロモーション・ビデオでもその才能を存分に発揮している。
そして、ケン・アイハラはアメリカ、日本だけではなく、インドの映画ボリウッドの音楽家たちとのコラボレーションや国境を越えたプロジェクトに参加しワールドワイドに活躍するサウンドのパイオニアになっている。
最新アルバム『Circumsteller』には、世界的に有名なミュージシャンが勢ぞろいし、それぞれの個性がアルバムに凝縮されている。共演者には、世界的超絶Drummerとして有名なVirgil Donati、ジェフ・ベックとの共演で知られる今最も憩いのある女性ドラマー、Anika Nilles、ブラジルのセンセーションなギタリスト、Andre Nieri、前作同様ベースにはEvan Marien、Snarky PuppyのBob Lanzetti、ダーティ・ループスとの共演で有名なJonathan Lundbergらがいる。
『Circumsteller』は、ケン・アイハラのJazz Fusion/Progressive Rockの個性的なサウンドに加え、世界の多様な地域の音楽的才能を結びつけた力作である。このアルバムは、文化、ジャンル、そして無限の創造性の融合を象徴している。既成概念にとらわれない新たな音楽の次元へと誘う。
生い立ち
3歳でキーボードを始める。幼少の頃から父親の仕事の関係で、夏はヨーロッパで過ごし、グローバルな視野を持つ。
大阪芸術大学で電子キーボードを専攻。キーボードのテクニックを学びながら、プログレッシブ・ロックやジャズ・フュージョンに影響を受ける。大阪芸術大学在学中、様々なバンドコンテストで優勝し、大阪芸術大学卒業演奏会では最優秀キーボード賞を受賞。
学士号取得後、アメリカのバークリー音楽大学に入学。鍵盤をSteve Hunt(アラン・ホールズワース) 、David Sancious(ジェフ・ベック)、Jim Beard(スティーリー・ダン)Marc Rossi (ジョージ・ラッセル) Dave limina(B.B king)らに師事。また、サウンド・デザイン、ミックス・エンジニアリング、オーディオ・プログラミング、ポスト・プロダクションのためのエレクトロニック・プロダクション・デザインを専攻。
バークリー音楽大学を優秀な成績で卒業し、ニューヨークに移住。ニューヨークのトップ・ミュージシャンと共演する機会を得る。ケン・アイハラは、単なるキーボーディストにとどまらないマルチな才能を持つアーティストとして認められている。彼は作曲家、サウンド・デザイナー、プロデューサー、 トラックメイカーとしても優れており、ミキシングとマスタリングのスキルも高く評価されている。